amor mundi

| CALENDAR  ENTRY  COMMENT  CATEGORY
ARCHIVE  LINK  PROFILE  OTHERS  RECOMMEND
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| | - | - | - |
ホームシック

 最近、留学半年にして再びホームシックにかかっている。今更?と思いつつ、一ヶ月目も三ヶ月目も来たから、私の中で何か周期があるんだと思うことにした。だけど、だけど。一昨日、祖父母の夢を見たと思ったら、昨日は家族の夢を見た。おいおい…

 そういえば去年一ヶ月のサマースクールに行っていたときも、到着後すぐにホームシックにかかった。到着日は現地の学生が空港まで迎えに来てくれていて話せたんだけど、たまたま翌日から週末で、土日とも1人っきり。他の子はシェアルームの同居人が日本人だったりするのに、私は同居人不在。今考えれば不安だったんだろうな、と思えるけど、あの時の寂しさと言ったら!!
 家族には心配かけられないし、当時の彼には自分が望んで離れてるんだからと甘えられず。結局救ってくれたのは、「ホームシックは1週間までだから、大丈夫だよ」という友達からのメール。あれも運良く友人のパソコンを借りられた一時に見られたもので、目にしていなかったらもっと大変だったろうなぁ。
 けど、その後授業が始まり友達も出来て、たくさん外出するようになる頃には自然と納まった。


 なのに、どうして今頃?悩んだときは原因をはっきりさせるのが良い。病気だって病名がつくだけで安心したりするものだから。

 『広辞苑』に依れば、ホームシック(英:Homesickness、独:Heimweh)とは「家庭や故郷を離れている者が陥る、ひたすらそこに戻りたがる精神状態。懐郷病」を指すらしい。うーん、私は何処に「戻りたが」っているんだろう。友達は故郷の味が懐かしい、家族に会いたい、パートナーが恋しいと言う。
 確かに日本食は美味しい。けどアジアンショップはあるし、そこまで不自由はしていない。
 じゃあ家族に会いたいんだろうか。うん、会いたい。友達も?もちろん!!留学している友人の多くがSkypeをしているのだけれど、私はしていない。後悔しているわけじゃないし、手紙を交換し合っている喜びがあるからいいのだけれど…物足りなさが募る。手紙だけじゃ足りない。というのも、心を完全に開ききって思っていることを率直に伝えられる友人が今ここには少ないからかもしれない。ドイツ語は母国語なみにはまだ話せないし、何より日本人コミュニティのややこしさがねぇ。
 あぁ、これなのか。日本人コミュニティというものが意外とどこにでも存在する。パリに留学していた先輩もそう言ってた。初めはうまく距離をとってたんだけど、最近それがちょっと壊れて近づきすぎていた感がある。小さい社会だから関係もごちゃごちゃ、苦手とするしがらみとやらも存在する。そりゃあ疲れるでしょう。こっちでの人間関係が上手くいかない時にばかり、ホームシックにかかる。
 けれど、それは単なる逃避。立ち向かって、解決しなければならない問題なのだと思う。何処だって、いつだって自分の好きな人たちだけに囲まれて生きていくことなんて出来ないし、そんな小さな社会は真っ平御免だ。ホームシックの根本的な解決。それはまだまだ自分の中に燻る非社交性の改善でしかない。

| 08:00 | private | comments(0) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| 08:00 | - | - | - |
Comment








Trackback
この記事のトラックバックURL: トラックバック機能は終了しました。
<< NEW | TOP | OLD>>