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Dokumentationszentrum Reichsparteitagsgelände

 Dokzentrum
(帝国党大会地区 ドキュメントセンター)
 URL : http://www.museen.nuernberg.de/dokuzentrum/

 1933-38年のあいだ、毎年ナツィの党大会が開かれていた会場の跡地、Zeppelinfieldの近くにある。ヒトラーの「ドイツに未だかつてない雄大な建築物を築こう」という意図により計画された円形の建築物は、ローマのコロッセオをモデルに建造されていたものの、未完成のまま終戦を迎え、その一部が今は資料館として利用されている。
(↑ 黒いポスターに書かれた文字。"Faszionation und Gewalt" 魅惑と暴力
 ナツィのプロパガンダを示しているのかな、おそらく展示のタイトルだったのではないかと)


 DBのチケット割引の素晴らしさの一つに、Tagesticktがある。これは一日乗車券の1人用。その日一日、出発地と目的地のあいだを何往復でも出来る。そしてTagesticketプラスワンもあり、これは2人用。そして、このTagesticket。週末だと2日間有効になるというお買い得チケット。つまり土曜日に乗ると、日曜日も使える。このシステムを既に知っていた友人が、土曜日Nürnbergへ行った帰り、明日もまたNürnbergのDokzentrumへ行こうと誘ってくれた。中央駅からトラムで約15分。
 歴史あるカイザーブルグが残り、綺麗な教会や広場、イベントも多いNürnberg。けれどその一方で、かの悪名高き「ニュルンベルグ法」や24人の戦犯が裁かれた「ニュルンベルグ裁判」など、ナツィとの関わりが色濃かった都市であることも事実。中央駅の周りしか見ていなかった私は、ここに来て街の多層性を知り、もう一歩ドイツの奥に足を進めた気がした。

 本来、入館料は5ユーロかかるらしいのだけれど、偶然行った日が博物館の日だったとかで無料。館内ではリスニングガイド(英、独、仏、西、ポルトガル語)を借りることが可能だけれど、これも無料。友人と私はドイツ語のものを借りました。そうすると、ヒトラーの肉声を聞くことが出来る。(というのは後から知ったこと)解説の多くは展示物の脇に明文化されているものと同じ内容なので、集中力が保てば大丈夫。その内容はナツィの権力掌握、戦争過程、戦後の裁判で、順を追うように資料や解説、ビデオが配置されている。

 私が暮らす街の中央広場でも行われていた焚書。
 強制労働で石切をしたおじさんの証言。
 ニュルンベルグ裁判における法廷の様子。

 全て回りきるのに2時間前後といったところだろうか。笑顔で右手を上げる人々が大挙するフィルムに寒気を感じた。本当に怖かった。
 歴史資料館ではあるものの、加害者としての側面を強調しているように思えた。それがまたドイツの第二次世界大戦に対する姿勢を表しているようにも見えた。

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