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椎名林檎『17』

  now i'm seventeen
  my school is in the country
  students wear trainers
  read the same magazins

 17歳の女の子。High School Student。何処か分からないけれど、学校も田舎も知り合いばっかりの小さな社会に暮らしてる女の子。だから時々、地下鉄に乗って誰とも知らない人ばかりの社会に出る。
 学校だとみーんな同じことしてるから、人と違うことがしたくて。

  i see the same faces in school & they say that i am different
  i think it's an honour
  i say it's an honour to B diffrent
  i can't go their way

 そうすることで、なんだか特別なもののように自分を感じることが出来る。別にスーパースターになりたいとか、お姫様になりたいなんて願望があるわけじゃない。けど、誰か見つけてほしいと思ってる。私を、私だけを見つけてって。
 でも、しょせんは17歳。また地下鉄に乗って、家に帰って、夕食を食べるしかない。何処にも行けない。でも何処かに行きたい。誰かに見つけて欲しいの。


 高校時代って特別だと思う。中学までは、同じように地区毎に分けられた子どもが集まるだけだけど、高校ってちょっと選別がある。勉強とか、地域とか、部活とか。多少意識して、選んだ場所だから。大学ほどじゃないけど、なんとなく似通った部分をもつ子に出会ったりもする。でも、誰だって思ってると思う。私は特別よ、って。
 17歳。私は思春期真っ盛りだった。友達とはきゃあきゃあ騒いで、ばかなことやって、1人になるとちょっと気だるげで退廃的な気分。あの特有の感覚はなんて言うんだろう。1人で動くってことに大人っぽさを見出して、自分はちょっと周りとは違うんだって思いたくて。そんな可能性を持ってるから、って夢見て、「ふつー」の人とは違うのよって顔してた。そのくせ、もうお化粧もバッチリ、髪も月に一度は染めに行く同級生を見たりすると、そんな姿に憧れたりもしてた。

  now i'm seventeen
  i do not have a title
  depend on no one else
  busy being kind

 いつから、あの感覚と距離が出来始めたんだろう。



椎名林檎,ボブ・クルー,亀田誠治,金原千恵子ストリングス,浅井健一,西川進,斎藤有太,皆川真人,村石雅之,村石雅行,河村母介
(2000-01-26)

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