amor mundi

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 いとしいとしといふこころ
(=愛し愛しと言う心)

「愛し」は「糸」と掛けられており、2つの「糸」のあいだに「言」を挟み、その下に「心」を入れることで「恋」の旧字体「戀」が出来上がる。
 他にも種類はあるけれど、まだ旧字体が使われていた頃、子どもたちが漢字を覚えるのに詠われていたものの一つ。戦後の文字改革によって、「戀」「櫻」「藝」など、今はもう目に付かなくなってしまった漢字は勿論、こういった伝統が廃れてゆくのもまた寂しいなぁと思います。


 文字改革はかなり昔から政に持ち出されていました。
 例えば1866年には前島密によって漢字廃止が、時の将軍徳川慶喜に提案されているし、1946年には志賀直哉が日本語に変えてフランスを公用語にしてはどうかと公言している。そして同年、GHQによって漢字全廃に向け、まずは当用漢字(当面は用いることが認められた漢字)が定められた。これは後に常用漢字と名を改められ、今に至っている。というのも、GHQの試験によって日本人の識字率の高さが証明されたから、という理由があるらしい。日本では分け隔てなく、寺子屋にて子女が読み書きそろばんを習うことが出来た。逆を言えば、欧米諸国には奇異に映った、ということは、当時の欧米諸国における読み書きの差別化が見て取れる。
 ともかく今なお日本人は日本語を使い、文字も世に珍しく3種類(漢字、カタカナ、ひらがな)を使い分けている。


 いとしいとしといふこころ

 この詩が、1文字の漢字になるだなんて。趣深い、粋な言語だなぁと感心してしまう。

 いとしいとしのわがことば

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