amor mundi

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春の夜の夢
『夢を見る。

 私が主演の夢と、
 私が観客の夢。

 私が飛ぶ夢、
 私が死ぬ夢、
 私に誰も気付かない夢―』


 夢は私とは無関係のところで動く。
 皮膚の再生能力の様に。
 睡眠中の鼓動の様に。

 ピストルを向けられ、
 心の臓を一発。
 逃げ惑う私は「今」は居ない。
 けれど一旦眠りにつけば…

 果てしない、夢。
| 22:33 | private | comments(0) | trackbacks(0) |
寒天
『生暖かい春の空気が、
 私とみんなの間を埋める。
 まるで寒天のように固まり始め、
 私は気付く。

 みんなとのあいだに開いた、
 大きな距離に』


 感情も思考も追い付かない、
 只、動めく心のざわめき。

 笑い声の中に入れない。
 浮きたつ話に反応できない。
 可愛らしい服にも、
 素敵な本にも―

 世界すべてに興味がなくなる。

 あたかも寒天のように固まる、
 私とみんなとのあいだの空気が、
 いつまでも動かず、
 だから縮まず、
 私の心も、
 動かない。
| 04:17 | private | comments(0) | trackbacks(0) |
春の風
『突き刺さるような寒さが消え、
 陽が沈んでも変わらぬ気温。
 冬の香りから春の匂いへ。

 季節が移る、
 ある日の夕暮れ』


 あぁ、また来る。
 窓を開けた時の風が知らせる、
 春の訪れ。

 三寒四温。
 気付けば春、
 になりかねない。
 ほとほと。
 涙が出て、
 茫然自失。
 体ど真ん中の心が、
 重くて、
 ずんずん下がってく。

 そんな春、
 私はまた向かえる。
| 18:20 | private | comments(0) | trackbacks(0) |
e - Mail
『旅立ち、早二週間。
 手帳を捲って気付いた、
 あと一週間後の帰国。

 そうして届いた、
 君からの e - mail』


 国際電話。
 Air Mail.
 けれど携帯に届いたそれは、
 他のものと変わらぬメール。
 時差も距離もそこには無関係で。

 君がいた。

 あと七日。
 待ち遠しいよ。
 ねぇ、
 Loveのサイン。
 信じちゃうよ?
| 08:24 | private | comments(0) | trackbacks(0) |
風になりたい
『死んだら星になるの。
 人はよくそう言うね。

 私は風になると思う。
 ふとした瞬間気付くのだ。
「あなた」と居た時に感じた、
 香りや温もりや、音に。
 風の運ぶそれらに。

 だから私が死んだら、
 風になって会いに行くのだと、
 そう思っている』


 消えたいと言う「私」。
 またかと思う私。
 同じ繰り事でも、
 毎回苦しむ「私」。
 慣れて鈍感な私。

 私は「私」を理解出来ないし、
「私」は私に理解してもらえない。
 どちらも同じ自己なのに―


 いつか風になったなら、
 私は「私」が理解るだろうか。
| 19:46 | private | comments(0) | trackbacks(0) |
道元「本来の面目を詠ず」
『春は花
 夏はほととぎす
 秋は月

 冬雪さえて
 すずしかりけり』


 彼は云う。
 中国の四年で学んだことは、
 当たり前のことを当たり前として受け入れることなのだと。
 それは決して諦めではなく、
 流れゆく中に身を置き、
 逆らうでも流されるてもなく、
 全の一として生きるということ。
 世界の理に反さないということ。

 花鳥風月。
 雪月花。

 善きも悪しきも、
 楽も苦も、
 全てを受け入れ生きていきたい。
 受け入れるとは赦すと同義。
 それは人との関わりでも言えるのであろう。
| 23:59 | private | comments(0) | trackbacks(0) |
シュトレーゼマン『のだめカンタービレ! 最終回』
『どんなに実力があっても、
 プロオケに入れるとは限らない。
 だからこそ彼等の音楽は素晴らしい。
 今、この瞬間に、
 音楽を奏でられる喜びが全身から溢れています。

 音楽を続けられることが、
 決して当たり前でない事を、
 彼等は私に思い出させてくれました』


 勉強できること。
 働けること。
 大切な人の傍にいられること。
 生きていること。
 それは決して当たり前ではない。

 数多くの努力が偶然と結びつき、
 今、私はここに在る。
 きらきらと輝いた日々を過ごせるのは、
 それを知っているからなんじゃないかと、
 そう思っている私は、本当に「幸せ」。
 
| 22:26 | private | comments(0) | trackbacks(0) |
ちゅらさん
『拝啓 おじい様。

 私はあなたの最期の地へと参りました。
 青い海が崖に散る、
 静かな地です。』



 おばあ様は「今」でも言います。
 飛行機の音が怖いのだと。
 けれど、私にとっては今でも、
 彼女にとっては「今」ではないのでしょうね。
 
| 23:22 | private | comments(0) | trackbacks(0) |
I have dreams...
『私には夢がある。
 それは私だけの夢。

 見たいだけなら眠れば良い。
 楽しみたいだけなら思い描けば良い。

 私はそんな夢、
 いらないから』


 大切な人と愛し愛され、
 自分の夢を叶えるため奔走する日々。
 それほど素敵な生き方があるだろうか?

 夢は叶えるために見るんだし、
 現実にするために思い描くんだ。
 私の夢はいつかの未来。
 昔の夢は現在の私。

 その私を誇る為、
 私は今を輝かそう。
 過去の夢を生かし、
 未来に繋ぐために。
| 16:56 | private | comments(1) | trackbacks(0) |
守り人
『あと一時間程で、
 カイロへ旅立ちます。
 無事に三週間後に帰ってこれたら、
 また会いましょう』


 君は帰ってきてくれますか。
 そこに帰る意志はありますか。

 今の時代だって、
 飛行機に乗るだけでも覚悟は必要だし、
 まして一ヶ月近い旅は、
 どれほどの危険が付随するのだろう。
 守る人がいるなら、
 命の危機に瀕しても諦めない。
 君はそう言ったよね。

 ねぇ、
 私を守る人になってくれますか。
 君は、
 私のもとに帰ってきてくれますか。
| 00:11 | private | comments(0) | trackbacks(0) |
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